2020/5/20 データの修正を行いました(スプレッドシートのみ)
もうウィーク2が始まってますが、今回はFNCS招待選手権ウィーク1の結果を分析した結果をお見せしたいと思います。(ウィーク2の結果は文章なしでいいからなるべく早くまとめたい…)
それでは、データを分析して気になったところをピックアップして載せていきます。
ゲームパッド vs キーボードマウス
すでにTwitterに似たようなデータを載せたのですが、改めてこちらのほうでも紹介します。前回の記事では、トップ100でもトップ2000でもパッドの割合はほとんど同じなのでバランスがとれているのではないかという結論を出しました。

しかし、この結果だけでは本当に平等と言い切ることはできません。そこで今回は、より詳細に結果を分析することにしました。
さっそく分析した結果を見てもらいたいと思います。
こちらは、PCまたはプラットフォーム別でないFNCS大会で上位に入りこの大会に招待された選手の平均順位や1試合ごとの平均ポイントなどを集計した結果です。例えば、PCパッドプレイヤーの平均順位は約239位で平均的に1試合で8.87ポイントを稼いでいることが分かります。数としてはPC勢がほとんどですが、PCが混じった大会で上位に入って招待されたコンソール/モバイルプレイヤーもわずかにいますね。(すごい!!)
この結果を見ると、パッドプレイヤーは1試合あたりのキルポイントが高く、反対にキーマウプレイヤーは順位ポイントが高いことが分かります。つまり、パッドはキルをとりやすくキーマウは順位がとりやすいということが言えます。平均順位やポイントを見ると、ほぼキーマウとパッドの差がないことから、パッドがキルをとりやすいかわりにキーマウは順位をとりやすいことでバランスが保たれているということが言えるのではないでしょうか。
より詳細な考察はこのツイートのリプ欄をごらんください。
FNCS招待選手権ウィーク1の全サーバー全プレイヤー(使用デバイスが分かったプレイヤーのみ)の平均順位や1試合ごとの平均ポイントなどを集計した結果
平均順位、ポイントはキーマウ≒パッドだが、パッドのほうがキルがとりやすく、キーマウのほうが順位がとりやすい傾向があるようだ pic.twitter.com/NHiTnYsHyY— Yudora (@yudora4693) May 15, 2020
(Twitterで載せたのは、全プレイヤーの集計結果なので結果が若干異なってます)
次に、順位の分布も見てみましょう。
1~100位、101位~200位、…、501位~の分布です。また、Qualifiedはウィーク2進出者の数(1位~300位)です。これを見ると若干パッドが強い感じはしますね。キルポイントが多いポイント制度が影響しているのでしょう。
コンソールの厳しさ
続いて、コンソールの話です。コンソールっていうのはPS4とかXBOXのことを指します。今回の招待選手権では、コンソールのプレイヤーも招待されていて公式規定により以下のプレイヤーが招待されています。
全ての地域: チャプター2 – シーズン2 FNCS決勝(PC)のトップ100プレイヤー
全ての地域: チャプター2 – シーズン2 FNCS決勝(コンソール/モバイル)のトップ100プレイヤー
全ての地域: チャプター2 – シーズン1 FNCS決勝のトップ100プレイヤー
全ての地域: シーズンX FNCS決勝のトップ100プレイヤー
全ての地域: 最大100人の直接招待プレイヤー(Epicの独断による)
今回は、この内”チャプター2 – シーズン2 FNCS決勝(コンソール/モバイル)のトップ100プレイヤー”の招待選手権での成績をまとめてみました。その結果が以下のようになっています。
コンソールトップ100なのにプラットフォームPCの人は何かというと、コンソールFNCS上位100位に入ったプレイヤーの中で、招待選手権はPCで出場した選手です。この判定は一回でもプラットフォーム別大会でPCで出たことがあるプレイヤーはPCを持っているだろうということでPCに分類してます。
平均順位は全体で386.76となっていて、PC大会の上位プレイヤーの平均順位250位と比べてだいぶ厳しい結果であることがあります。これはデバイスの差が大きくて、純粋なコンソールプレイヤーの平均順位は435位くらいとさらに低いです。また、コンソール大会で結果を残して招待されたけど、PCに移行して招待選手権に出場したという選手でも、PC大会を勝ち抜いて出場した選手と比べると厳しい結果となりました。これは、プラットフォームの判別として、プラットフォーム別大会で一回でもPCで出ていたらPCと判別しているのですが、その判別方法が正確でない可能性もあると思うのでどうなんだろうって感じではあります。
続いて分布を載せます。
純粋なコンソールプレイヤーのウィーク2進出率は12%ほどですが、正直これだけいるだけでもすごいって思います。PCですらトップ300入るの大変だと思うので、この大会でトップ300入れたコンソールプレイヤーはPCいったらガチで化けそうです。あとは、モバイルプレイヤーが思ったより強いなって印象を受けました。数は少ないですが、コンソールプレイヤーよりも上位率高いですし将来性を感じます。
データ公開
なんと最後に、集計した全データを公開します。(今回紹介したデータはすべてこのデータから切り抜いて載せてます)
大会の順位表と分析結果のシートに分かれてます。今回は使いませんでしたが、予選の順位なども取得してますので、データ分析とか好きな方は公開したデータを使って好きに分析してみてください。皆さんのデータの考察とか違う観点から見た分析結果とかそういうの気になるんでTwitterなりで投稿してもらえると嬉しいです。といっても、野球みたいにいろんな指標があるわけでもないので考察することは限られますがね(´・ω・`)
また、使用デバイスが不明なプレイヤーはunknownとしていたり、そもそもデバイスの情報が100%正しいとは思いませんのでプレイヤーの正しいデバイスが分かる方は指摘してもらえると嬉しいです。
あと、順位表の下のほう見た目おかしかったりしますがめんどくさいので直しません。